目を離すな。一度どこかへ消えてしまえば、次は

 この物語を読み始めたあなたはその身を竦ませながら、肌を粟立たせながら、次へ次へとその目で文字を追うだろう。
 そして物語が終わった時、気づけば昏い酷笑を浮かべているのだ。
 背筋に悪寒が走る事に快感を覚えながら、感嘆の息を吐くこと請け合いなし。

その他のおすすめレビュー

にのまえ あきらさんの他のおすすめレビュー110