生態の頂点にて虫の息のドラゴン。 兎鼡槻《うそつき》
公用語を話す事が出来ればどんな姿でも人。
逆に、話せなければ全て獣と一括りにされてしまう世界。
そこへ日本人の少年が竜の姿で迷い込む。
彼が求めるのは誇りか、帰路か。
人と獣の間で揺れながら彼は今日も生きていく。
――――――――――
ある日、1人の『高校生』が不注意により屋上から滑落死してしまう。
目覚めた先は腐臭漂う骸の大地。
そして、彼は『ドラゴン』となっていた。
親の手助けも無いままに、迫る死から逃げ続ける日々。
空を飛べず、火も吹けないドラゴンは飢えと渇きを前に『人を捨てる』のか。
これは、悩む時間を与えられた少年の物語。
――――――――――
チートハーレム無しのS(すこし)F(ふしぎな)異世界ファンタジーです!
十五万アクセス達成感謝!!!
※3の倍数日に1話更新
目次
連載中 全232話
更新
- 序章
- 第0頁目 いくらって美味しくない?
- 白銀竜の森
- 第1頁目 胡竜の夢?
- 第2頁目 蜥蜴って泳げるの?
- 第3頁目 山葵ない?
- 第4頁目 とりあえず取って置いた物って結局使わなくない?
- 第5頁目 愛が欲しいって我儘じゃないよね?
- 第6頁目 親の言う事なんて全部守れないよね?
- 第7頁目 落ちる時って色々ヒュンッてならない?
- 第8頁目 ちょっ、コレ食うんすか?
- 第9頁目 叩き起こされると夢の中身忘れない?
- 第10頁目 毒キノコらしい毒キノコってそうそう見ないよね?
- 第11頁目 友達って何処からが友達なの?
- 第12頁目 愛情って遠回りなの?
- 第13頁目 スポ根って魔法に必要ですか?
- 第14頁目 妖精って女の子しかいないイメージあるよね?
- 第15頁目 はじめてのおつかい?
- 第16頁目 森のアサシン?
- 第17頁目 なんで嫌な日ってくるんだろう?
- 第18頁目 周りを見ない人って恐いよね?
- 第19頁目 デミって何?
- 第20頁目 かくれんぼって寿命縮むよね?
- 第21頁目 旅行って準備が一番面倒臭いよね?
- 第22頁目 初対面なら敬語を使うべき?
- 第23頁目 わんにゃんパラダイス?
- 第24頁目 人に自分の事情を話されるのってむず痒いよね?
- 第25頁目 パーチーって自分の居場所を気にしちゃわない?
- 第26頁目 変な顔してる時の猫って何考えてるんだろう?
- 第27頁目 子供の涙に対抗出来るものって何?
- 第28頁目 敵が使う不意打ちってズルくない?
- 第29頁目 猫って犬に攻撃しがちじゃない?
- 第30頁目 お祭り騒ぎにデリカシーなんて必要ないよね?
- 第31頁目 餌付けって有効だよね?
- 第32頁目 黙ってくれないかな?
- 第33頁目 よーしゃよしゃよしゃよしゃよし……?
- 第34頁目 鳥の大群に囲まれると怖くない?
- 第35頁目 食べ過ぎって損だよね?
- 第36頁目 ほっとく誤解もあるよね?
- 第37頁目 傷付いたのは誰の所為?
- 第38頁目 アタシがわるいの?
- 第39頁目 アタシ、しらないよ?
- 第40頁目 アタシ、夢をみてるの?
- 第41頁目 何が起こったんだ?
- 第42頁目 ごはんを見たらお腹が空くよね?
- 第43頁目 人喰い山のドダンガイ?
- 第44頁目 黒って色移りしちゃうよね?
- 第45頁目 浪漫飛行ってどういう意味?
- 第46頁目 マッドストーンパワー!メイクアップ!?
- 第47頁目 アタシ、許さないからね?
- 一章小ネタ集 ※ネタバレ注意
- 蛙の行進曲
- 第48頁目 探索もちゃんとやろ?
- 第49頁目 人が沢山いたらお祭りだと思うじゃん?
- 第50頁目 突然歌いだされたらアワアワしても仕方無くない?
- 第51頁目 服を買いに行く為の服って必要じゃない?
- 第52頁目 ご飯を食べて泣いたことある?
- 第53頁目 ピクニック気分とはいかないよね?
- 第54頁目 蛙にも骨はあるんだね?
- 第55頁目 食い意地は男の意地?
- 第56頁目 イケメンになれるんならイケメンになるよね?
- 第57頁目 人見知りの子が心を開いてくれる瞬間ってもえない?
- 第58頁目 この世界の魔法って不便過ぎない?
- 第59頁目 ドナドナってどういう意味??
- 第60頁目 旅は道連れ世は蛙?
- 第61頁目 橋デカくない?
- 第62頁目 持ち歩こうと思わない大金って幾らくらい?
- 第63頁目 料理にセンスを求める奴ほどヤバいの作るよね?
- 第64頁目 服に求めるのはでデザイン?機能?それとも?
- 第65頁目 はじめてのりょうりをおぼえてる?
- 第66頁目 蛙よ、大志を抱け?
- 第67頁目 うにょうにょうにょぉ~?
- 第68頁目 俺って天才なのでは?
- 第69頁目 稼ぐというのはこんなにも楽な事なのでしょうか?
- 第70頁目 ロデオって言っても蛙は引っ付けるじゃん?
- 第71頁目 物の価値を俺が決めちゃ悪いのか?
- 第72頁目 ギルドにクエストはないの?
- 第73頁目 俺に食えない料理なんてあったの?
- 第74頁目 お財布持った時の緊張感わかる?
- 第75頁目 俺は常に全裸だったって事?
- 第76頁目 呼び捨てでお金取るの?
- 第77頁目 ここ森って言える?
- 第78頁目 ロメロってゾンビの種類か何か?
- 第79頁目 ファンタジーかよ?
- 第80頁目 守ってくれるって言ったのに?
- 第81頁目 何処に行っちまったんだよ?
- 第82頁目 命を賭けるべき時はいつ?
- 第83頁目 イチャラブだってタイミングがあるだろ?
- 第84頁目 勝てない相手にどう挑む?
- 第85頁目 四人寄っては悪足掻き?
- 第86頁目 命は賭けなくてもいいよね?
- 第87頁目 希望が無いことを絶望って言うんだよね?
- 第88頁目 なんで植物は泣かないと思った?
- 第89頁目 食べる必要が無くても美味しいなら食べたいじゃん?
- 第90頁目 寝てる時に虫食べてる事あるらしいよ?
- 第91頁目 ムズムズ天国、くる?
- 第92頁目 仲良くなるのも時短できたらしちゃう?
- 第93頁目 行進曲はまだまだ続く?
- 涙を雪ぐ竜の誓い
- 第94頁目 秋の味覚と言えば?
- 第95頁目 転生するなら何がいい?
- 第96頁目 ゴリラって美味しいの?
- 第97頁目 暗闇の中のロマンス?
- 第98頁目 止められない目覚ましがあったらどうする?
- 第99頁目 強気なオバちゃんって逆らい難くない?
- 第100頁目 竜の甲より年の功?
- 第101頁目 まだやれるんだが?
- 第102頁目 邪眼の力をなめるなよ?
- 第103頁目 エリマキトカゲの走り方がダサいって言った奴誰?
- 第104頁目 吹くのは大人になってから?
- 第105頁目 嘘は言ってないよね?
- 第106頁目 母さんはどうして父さんを選んだの?
- 第107頁目 自分と同じ所を他人に見つけると嬉しくなる?
- 第108頁目 何もかも真面目に考えてたら疲れちゃうよね?
- 第109頁目 神様って幸せなの?
- 第110頁目 人でも”待て”は難しいよ?
- 第111頁目 縛りプレイって強制されてやるもんじゃないよね?
- 第112頁目 ジェスチャーとボディランゲージって何が違うの?
- 第113頁目 きっと上手くいくよね?
- 第114頁目 アメリさん、ちょっと待って!?
- 第115頁目 人から預かった大切な鞄に干し肉入れたりします?
- 第116頁目 鼠は大魔法使いの弟子?
- 第117頁目 俺と同じ…?
- 第118頁目 友達の親戚に紹介されても反応に困らない?
- 第119頁目 ドラゴンとネズミは友達になれないの?
- 第120頁目 死んでも幸せなんて事あるの?
- 第121頁目 常識は何の為に必要なの?
- 第122頁目 料理が上手い高校生って闇感じる?
- 第123頁目 全知はあの地にあるんですかぁ?
- 第124頁目 竜の味覚はわかりませんね?
- 第125頁目 自分の首を締めているのが自分だなんて思います?
- 第126頁目 辛さに種類は必要なのでしょうか?
- 第127頁目 組み合わせ、多過ぎませんか?
- 第128頁目 勝機とは香るモノなのです?
- 第129頁目 竜は嘘がお嫌いなのでは?
- 第130頁目 心配事が多過ぎませんか?
- 第131頁目 炭も冷たくなるのか?
- 第132頁目 友達の死より許せない事は?
- 第133頁目 この感情は本物だよな?
- 第134頁目 天気との間に距離はあるの?
- 第135頁目 強くなれば哀しみを殺せるの?
- 第136頁目 八つ当たりをしたくなる時もありますよ?
- 第137頁目 旅に足らないモノがありますね?
- 第138頁目 茜色がうつす景色は?
- 第139頁目 ありふれた誓いだってよくない?
- 奇人の囀りと樊の友
- 第140頁目 奇跡って良い事とも限らないよね?
- 第141頁目 無知は不発弾?
- 第142頁目 自分を認められると安心するよね?
- 第143頁目 お決まりのポーズと言えば?
- 第144頁目 大人の階段のぼる?
- 第145頁目 思い出って飲み込むもの?吐き出すもの?
- 第146頁目 他人と自分の境界線は何処?
- 第147頁目 生死って笑える?
- 第148頁目 細かい作業とか苦手だからさ?
- 第149頁目 保険の授業で興奮した事ある?
- 第150頁目 想像と経験は本当に別なの?
- 第151頁目 だって魚とか草も人の世界だぜ?
- 第152頁目 子連れドラゴンって語呂よくない?
- 第153頁目 夢の中でアラームを待ち望む事ってある?
- 第154頁目 ロボットは嘘を吐くのか?
- 第155頁目 悲しみと哀しみはぶつかるの?
- 第156頁目 焦ると不運がやってくる?
- 第157頁目 死すらもごっこ遊びなのか?
- 第158頁目 誰が守るんだ?
- 第159頁目 ロブ・ストーリーは突然に?
- 第160頁目 二つの弾丸?
- 第161頁目 お先真っ暗?
- 第162頁目 シロアリは喜びそうだな?
- 第163頁目 ヒーローじゃない俺は?
- 第164頁目 全て受け入れるべきなのでしょうか?
- 第165頁目 償ってもらうよ?
- 第166頁目 寒いのは冬の所為?
- 第167頁目 ぼくらはみんな生きている?
- 第168頁目 文明って知ってる?
- 第169頁目 蜥蜴の耳は地獄耳?
- 第170頁目 お金があれば野蛮になれる?
- 第171頁目 ヤル気の使い時って知りたくない?
- 第172頁目 守れるなら守りたいじゃん?
- 第173頁目 子供になんて負ける訳ないだろ?
- 第174頁目 これって鮪かなあ?
- 第175頁目 虫って顧みず光に集まるよね?
- 第176頁目 経験が無くても馬を乗りこなせるのが異世界でしょ?
- 第177頁目 慌てる竜は損が多い?
- 第178頁目 なんだコイツ?
- 第179頁目 機械分解したがる奴っているよね?
- 第180頁目 大人は拗ねないの?
- 第181頁目 お酒は幾つになってから?
- 第182頁目 これからを知ってる?
- 第183頁目 イイ女を口説くには?
- 第184頁目 チキチキ?
- 第185頁目 思った事言っちゃ悪い?
- 第186頁目 初めて会った相手を侮らないでよね?
- 第187頁目 計画通り?
- 第188頁目 計画通りじゃない?
- 第189頁目 計画通りだよね……?
- 第190頁目 追走劇は選手だけでよくない?
- 第191頁目 酔いしれたいんですけど!?
- 第192頁目 小物じゃねえよ?
- 第193頁目 ここ、どこ?
- 第194頁目 カエルもいつかはドラゴンに?
- 戦場に降りる翼の帳
- 第195頁目 キャニオンクルーズ?
- 第196頁目 醤油派?塩派?
- 第197頁目 嘘の嘘の嘘の嘘の嘘は本当?
- 第198頁目 これがサギって奴ですか?
- 第199頁目 取り敢えず豆腐かなぁ?
- 第200頁目 大は小にも怒られる?
- 第201頁目 縒りを掛ける腕は?
- 第202頁目 664?
- 第203頁目 やっぱりお手本って大事?
- 第204頁目 無視出来ない?
- 第205頁目 第205頁目 巻き舌何秒続けられる?
- 第206頁目 ペンギンってウザキャラ多くない?
- 第207頁目 神の作ったフルコース?
- 第208頁目 赤って何種類あるの?
- 第209頁目 一つの命?
- 第210頁目 義務と希望?
- 第211頁目 チャックどこ?
- 第212頁目 神様って呼ぶのは信じてる証拠?
- 第213頁目 フワフワしてちゃ悪いのか?
- 第214頁目 夢はどれ?
- 第215頁目 察して?
- 第216頁目 中ボスだからって弱い訳じゃなくない?
- 第217頁目 罪って割れるの?
- 第218頁目 双頭って喧嘩したらどうするの?
- 第219頁目 臭いって顔見て言う?
- 第220頁目 炎は?
- 第221頁目 日常は常じゃない?
- 第222頁目 アルファベットって英語で書ける?
- 第223頁目 いとしきもの?
- 第224頁目 諦めたら全部投げ出す?噛み付く?
- 第225頁目 嘘は八つ?
- 第226頁目 オモイはどっち?
- 第227頁目 山と谷?
- 第228頁目 サイコロふっちゃう?
- 第229頁目 時の流れは楽しみ?
- 第230頁目 むしできないこと?
おすすめレビュー
★343
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★ ★ ★
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★★★ Excellent!!!
子ドラゴンの成長が微笑ましい物語 克月 晶
ドラゴン一人称という、筆者の想像力が大変試されるテーマですが、生き生きと書かれています。まだ全部読めてませんが、今後の続きが楽しみです。
★★★ Excellent!!!
まるで自分がドラゴンになったような感覚! 冬瀬まきな
ドラゴンに転生した状況が丁寧に描写されて、まるで自分がドラゴンになった感覚になりました!
まだ最後まで読み終えてませんが、これからも楽しみにしてます!
★★ Very Good!!
序盤以降に王道へ。 @asuka123456
序盤はシリアスな感じ。
死なないためにどうすればいいか?
死なない努力。前世の論理感との決別。など、突然死した事へのトラウマから、生きるためではなく、死なないためへと、スポットを当てた進め方。
前世の論理、大多数の当たり前がなかった様な言動をし、極めて順応性が高いわりに、生まれ変わった(転生した)世界の常識を持てない主人公が苦手な人にオススメ。
序盤以降は、仲間と出会い、街へ行き、目的を果た…
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★★★ Excellent!!!
好き。しのごの言わず読み進めてほしい。 伊賀海栗
150話まで読了。
はじまりはある種グロな描写があって読み進めるのに時間を要した。
150話か・・・というのも正直手を出すのを躊躇させた。
ヒト型主人公(できれば美男美女)を好む私にとってドラゴン視点で進められる物語になかなか集中できなかったというのもあると思う。
しかし。話が進むにつれ完全にこのドラゴンが住まう世界の虜である。
あっという間に、仕事も家事も寝るのも忘れて読み進めてしまった。
…
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★★★ Excellent!!!
さてはドラゴン好きな人だな、おめー。 その目
こんな人におすすめ…
ドラゴンが好き。
濃厚な異世界が好き。
チラ見えする異質な伏線が好き。
気軽に読んでるつもりが引き込まれていくような作品が好き。
『誰かを助けるという事は誰かを助けないという事。正義の味方っていうのは、とんでもないエゴイストなんだ。』という某じいさんのセリフが好き。
最後のはネタとしても、とても読みやすい作品ですから、「おっ」と思ったあなたは一読するのが吉。
以下雑感。…
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