ドラゴン好きな人いる? 〜災竜の異世界紀行〜

作者 兎鼡槻《うそつき》

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★★ Very Good!!

序盤はシリアスな感じ。
死なないためにどうすればいいか?
死なない努力。前世の論理感との決別。など、突然死した事へのトラウマから、生きるためではなく、死なないためへと、スポットを当てた進め方。
前世の論理、大多数の当たり前がなかった様な言動をし、極めて順応性が高いわりに、生まれ変わった(転生した)世界の常識を持てない主人公が苦手な人にオススメ。


序盤以降は、仲間と出会い、街へ行き、目的を果たすために旅をする。
と、王道的な内容になっていきます。
勿論、序盤以降にも主人公の葛藤が散りばめられてるけど、飽きる人は飽きます。

★★★ Excellent!!!

150話まで読了。
はじまりはある種グロな描写があって読み進めるのに時間を要した。
150話か・・・というのも正直手を出すのを躊躇させた。
ヒト型主人公(できれば美男美女)を好む私にとってドラゴン視点で進められる物語になかなか集中できなかったというのもあると思う。

しかし。話が進むにつれ完全にこのドラゴンが住まう世界の虜である。
あっという間に、仕事も家事も寝るのも忘れて読み進めてしまった。

細かな描写はモブに至るまでどのキャラクターも活き活きしていて目の前でキャラ同士のやり取りを見ているかのよう。
作りこまれているからこそ設定の説明が多くなるものの、それを主人公と一緒に学んでいくのも、この世界に対して愛着が沸く要因のひとつかもしれない。
常に倫理観を問われながら、ドラゴンとして、ヒトとして、この世界としてのそれなど、いくつもの階層で捩じれが生じるのが面白い。

一言でいうととても好き。

★★★ Excellent!!!

こんな人におすすめ…
ドラゴンが好き。
濃厚な異世界が好き。
チラ見えする異質な伏線が好き。
気軽に読んでるつもりが引き込まれていくような作品が好き。
『誰かを助けるという事は誰かを助けないという事。正義の味方っていうのは、とんでもないエゴイストなんだ。』という某じいさんのセリフが好き。

最後のはネタとしても、とても読みやすい作品ですから、「おっ」と思ったあなたは一読するのが吉。

以下雑感。こんなの読まなくていいからはやく第1話を開きなさい。


何を選び、そして何を選ばないのか
いかに妥協し、己を納得させ、着地するのか

本作はこういった命題を、法律や社会常識をとっぱらった(異世界ですから!)上で自らの内に問いかける作品とも言えるだろう。
主人公の設定だけをみると、そこいらの異世界転生モノと同じだが、ドラゴンの姿になりながらも"人間とは"に悩む姿に、他と一線を画す鮮度を感じる。
主人公の苦悩と旅の行方を最後まで見守りたいと思う。

★★★ Excellent!!!

少年が死に、ドラゴンに生まれ変わる……というと、よくある転生ファンタジーのようですが、これは「転生もの」とは別ジャンルのお話です。
どちらかというと、普通の少年が別の環境に馴染んでいく様子を独白していくということで、純文学に近いものを感じます。
テーマと作風の組み合わせが、他にない感じを生み出していて、魅力的です。

★★★ Excellent!!!

 
 この作品の主人公はドラゴン。
 細かい描写には、作者のドラゴン愛が伝わってくる。

 でもそれだけではないのがこの小説の素晴らしいところ!
 圧巻のファンタジー小説なのだ!
 世界観といい、登場人物たちを巡るドラマがなんとも壮大で、胸が熱くなる!
 ファンタジー好きにはたまらないだろう。
 「ドラゴン別に興味ないから」と思っているそこのあなた。
 騙されたと思って読んでみてほしい。
 読めばきっとこの物語が作り出す世界にはまってしまっているはず。

★★★ Excellent!!!

はじめまして。読ませていただきました。
いやー面白い。序盤のコンビニのおにぎりの部分も良かったです。たしかに美味しいよな。とか思ってました。
異世界モノってどうしてもチート主人公だったりするんですが、ドラゴンに転生するという設定は良かったです。
まだまだ読めていない部分が多いのですが、これからも読ませていただきます!良作をありがとうございました!

★★★ Excellent!!!

これぞ一人称の醍醐味と呼べる、小説に仕上がっております。

私はどの作品であっても感情移入しない体質なので、どうしても客観的に見てしまいます。
読者様の中にも同じような一人称アレルギーの方が、少なからずいらっしゃると思います。

しかし。
生まれ落ちた必死な生き様を描く『リアルなドラゴンの成長記録』として見るならば——。

少年心を持った読者様なら、思わず胸を打たれてしまう事請け合いです。

是非、ご覧になって下さいませ。

★★★ Excellent!!!

一気に読みました。

序盤が一番好きです。
サバイバルというか、氷に閉ざされないようにひたすら泳ぎ続ける醜いアヒルの子、を思い起こす印象を受けました。

中盤からは、またちょっと違う印象。
主人公が元人間である事から解き放たれたのか、実は何かがあるのか、
なかなか軽い性格に…ゴクドーくん漫遊記という昔のラノベ的なノリ?

段々世界が広がるのが面白い。
シビアな世界観なのに優しさもあってそれも魅力的。
更新が2ヶ月停滞しているのが残念ですが、ボリューム的にも満足です。

★★ Very Good!!

タイトルのラフさに対して内容密度の濃さが目立つ作品。
魔法とは何かが定義づけられているのも面白い。
序盤は世界観の説明を兼ねた現実の厳しさが目立ったが、途中からは種族にスポットが当たっているせいか交流の暖かさが垣間見える。
文体は軽い文章で、ライトノベルに慣れた者なら読みやすいが、普段慣れていない方には口語混じりの文章に戸惑う事もあるだろう。
ただし、文章のリズム感はそれほど悪くないのですんなり読める。
20話以上あるが一気読みしていても疲れないライトノベルらしい作品。

★★★ Excellent!!!

誰にも看取られることなく事故で死んでしまった主人公。
右も左もわからない異世界で主人公を待ち受けていたのは飢えと隣り合わせの過酷な生活。

親から見捨てられ、糞尿にまみれ、自然の猛威に怯える生活。日々すり切れていく心と体。
絶望の穴の底で主人公が見上げるのは、異世界の青空だった。

ドラゴン目線で描く過酷なサバイバル。
逆境を一歩ずつ乗り越えていく主人公の姿にはこみ上げてくるものがあります。

毎日を頑張る人に届けたい、優しく強いドラゴンの物語。