噛み合わないけど噛み合っているお婆ちゃんと青年

旦那さんも亡くなり、もう自分もその内かなというぐらいのお婆ちゃんと、口は悪いが心優しい青年の異世界物語。

常にゆったりした様子のお婆ちゃん思考回路で展開する物語と、実際にお婆ちゃんだからこその行動がまったりな空気感を感じます。
そして共に行く仲間は年の離れた若者の男性。少しばかり口は悪く態度も悪びれた様子だが、中身は心優しい不器用な青年であり、可愛い孫の様に見えて来る。

いい意味で間延びした空気を感じる文章は、心地良い時間を味わえるでしょう。

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