踏み込まないからこその駄目さと踏み込むからこその駄目さが良い。

主人公は目的の為にと割り切れる事が出来ずに二の足を踏み、我慢出来ずに色々と暴走して踏み込むと結局上手くいかない。
そんなすれ違いに多少はやきもきするも、そんな事は些細な事。
この作品は複数の楽しみ方が出来る作品です。

主人公の上手く行かなさににやけるもよし、主人公も(見た目は)可愛いのでその空回りっぷりを愛でるもよし、奴隷との純真さとの関係性を楽しむもよし。
ファンタジー作品ではあるけども、ほのぼののんびりしてるので、そこで和むの良いかもしれません。
完全空回り同士の掛け合いも有りますので、どの部分かは琴線に触れるかも。

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