③-Ⅰ投稿→読んでもらうには
カクヨムには雑多な機能があるわけでもなく、投稿する為に乗り越えなければならない難関もめっちゃ少ないです。企業運営・個人運営問わず比較してみても、UIや操作はかなり親切ですね。正直、小説が投稿できなくて困っているという方はあまりいないのではないでしょうか?
「PVをふやしたい」
ですからここでは「PVをより多く獲得する投稿のコツ」をお教えします。
私は新作や作品の続きを投稿するとき、時間帯をいつも気にかけています。例えば、
平日の午前10時に投稿するよりは、午後8時に投稿したほうが多くのユーザーの目に留まる
ことは明白です。それは何故か。答えはカクヨムの初期画面をスクロールしていけばわかります。「新着小説」や「新着の連載小説」といった特集が組まれていますね? ユーザーの中にはまずこの「新着○○」の欄をチェックするという読み方をされている方もいます(私もこの並び替えにはお世話になっています)。また、小説検索の並び替えには「人気順」とともに「新着順」と「更新順」が存在します。
つまり、読者が活発に動き始める時を狙って投稿すべし、ということです。
ただ、このゴールデンタイムは当然ライバルも多いので、逆に閑散とした朝やド深夜に投稿してみるのも一つの戦略でしょうね!
もうひとつ、読者を増やすために使うべき手段があります。それは、大手SNSの「Twitter」(いまはもうXか……)です。小説を開くと、下のほうに小さく「この小説をシェア」と書かれています。はてなブックマークやFacebookなど、Twitter以外にも連携可能なサービスはあります。にもかかわらず私がTwitterを勧めるのには、ひとつの理由があるのです。
試しにほかのユーザーのプロフィールをご覧ください。数人に1人ほどの割合で、ユーザーID(@ではじまるアルファベットです)の下にTwitterのリンクがついています。そうです。その理由とは、プロフィールにTwitterアカウントを載せられる、というものです。私はこれを機にTwitterを始めました。もしアカウントを持っているのにリンク付けしていない方がいらしたら、それは宝の持ち腐れかも知れません。特別な理由がない限りはこの恵まれた環境を使ってみてはいかがでしょうか。
追記:
①同作品「カクヨムの書き方」は、もちろん知名度ゼロの状態からスタートしました。それが今や★90超えと、私の投稿作品の中では最も評価の高いものとなってしまっています
実感では、この★90という評価は、いびつな加速度的に増えていきました。それはそれは二次関数のグラフのように……。
私はその理由の一つを、「作品にレビューが付いた」からとみています。皆さんの中にも、★があまりに多い作品は遠慮するけど、かといって★がない作品も読む気が無くなる……。という方もいらっしゃるのではないでしょうか? かく言う私もそうなのですが。
ファーストペンギンという言葉がありますね。私は動物も、人間も、安全性や面白さが証明されないと行動しないきらいがあると思います。
ということで、PVを増やしたいのならば★レビューを書いてもらうこともなかなかに有効です。いまいちユーザーの目に止まらないという場合、「自主企画」なども活用していきましょう。また、★レビュー、つまり感想・批評は、何かが読み手の心に入りこむことによって付けられるものですから、いかに人の心を引きつける作品を書くか、ということも大切なポイントです。
②最近、Twitterやカクヨムの自主企画なんかで「どういう小説を、またどうやって書けばいいのかわからない」というような嘆きをよく目にするような気がします。私自身ネット上に投稿した作品はあまりぱっとしませんし、ましてや商業作家などではありませんが、上のような悩みを持つ方にひとつだけ言いたいことがあります。
それは「自分で読んで恥ずかしくなるような小説は書くな」です。まず、どうやって書くも何も、それが趣味の域を出ないのであれば早い話趣味を反映させればいいのです。思うに小説には、大きく分ければ二つの評価要素があると思います。それは「世界観と文章」です。世界観というのはつまり、着眼点ですね。いくら文章が巧みでも、それが例えば「朝食を食べて電車に揺られて会社に通勤する」という内容だったらどうでしょうか。私は読みたいとは思いません。そこに第二の評価要素、あなたの世界観を組み込むことで初めて「恥ずかしくない」小説が完成すると考えます。自分が毛虫になってたとか、自分以外の人間が実は人形だとか……。
もうお分かりかと思いますが、自分で読んで恥ずかしくなるような小説って、自分にも欠点が見えてしまっている小説なんです。だから恥ずかしくなる。そういったものを公開しても、見に来る人は作者と同じように欠点を見出して、去っていってしまうかもしれません。
ですからもし小説を投稿する段階やそもそもどんな小説を書くかに悩んだときには、今一度自分の長所や誰にも負けない趣味なんかを考えてみて、そこから現時点で満足のいく小説を書いてみるのがベストなやり方だと、私は思っています。もちろん今まで書いた自作はすべて自信を持っていますし、これからも自信が持てない小説は少なくとも投稿しません。こうして「世界観と文章」を磨き上げれば、おのずとあなたの小説を読んでくれる人が増えるでしょう!
(ただ単にPVを稼いだり読者を増やしたい場合は、俗にいうなろう系など純粋に人気なジャンルの小説を書いたほうが効果的ですが、この話は省略します。詳しく知りたい方は調べてみてください)
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