ちょっと歪んだ女たちの殺伐プリズンレズ、こんなの面白いに決まってる!

紹介文の「殺伐や殴り合いって、百合なんだよなぁ……」に深く頷いた私としては読むしかないお話でした。
そして読んで実際大正解です。殺伐や殴り合いは百合。
「ちょっと歪んだ」と書きましたが、その歪み方は様々です。過去に恐怖する女だったり、他人を意のままにする女だったり、女に性癖歪まされる女だったり。最後の百合ポイント高いですね。
そんな女たちの関係性が、とある新入りの入所から段々と変化していくお話です。百合ポイントが無限。
20話現在の個人的推しはクレとエドの関係ですが、これからの展開も楽しみです。
もちろん小説としてのクオリティも高く、刑務所もの独特のルールや力関係の描写など、淡々とした筆致によるアウトローな空気感がたまりません。
殺伐や殴り合いは百合です。読みましょう。

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