第13話 1日目の朝

『おはよう、2人とも。お目覚めはいかがかな?』


夢だったらいいなと思いながら眠ったが起きたらだめだった

やはり、昨日のことはすべて現実だった



「最低な目覚めだよ」

「俺はちゃんと寝れたよー」


相変わらずたくとはどこか抜けてる

だけどその言葉とは裏腹に目には決意をしたような光がさしていた


『さて、じゃあ早速起きたばかりで申し訳ないが、王騎士遊戯をはじめてもらおうか』


寝起きで人を殺せ…か

まったくいい趣味をしている


「俺に任せたらいいよ、鋭理は後ろにいて」


たくとがいう


「ごめんね、たくと」


『さぁ、ゲームのはじまりだ』

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