読者(おい!ふふ。ん?おいおい!うんうん。)

 主人公の一人称で話が進行しますので、すべてが主人公の主観なわけですね。それで、自分にとって当然のことは思考にものぼってこないし、自分にウソをついていることも考えると、まさに読者の解釈は無限大では?本来、作者様の本来意図する内容はあると思いますが。

 この作品を私がくみ取りきれていない部分がまだまだあると思うんですが、本当に「ん?」とひっかかるところ(悪い意味でなく)とか、気になるところが多々でてくるわけですよ。もう先が気になって、どんどん読んでいくわけです。ずるい。

 とにかく、主人公がやはり中心なんですよ。日常も他キャラの魅力もすべて、主人公が面白く内心で語ってくれる。だけども、この主人公が発狂してて、一切突っ込まない。笑
 言葉も突っ込まなければ、首も突っ込まない。笑笑
 私はセルフ突っ込みをしていくスタイルで読ませて頂きました。

 語られない部分にも、ドラマを探したくなる魅力ある作品です。

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