バストサイズよ、大きくあれ
- ★★★ Excellent!!!
神格を持つ者の荘厳なる話の数々が、私を爆笑させ、ただでさえ調子の悪いお腹に容赦無くダメージを与えてくる。すでに我輩のパンツはドロドロである。
驚くべきことに、みっちり書かれた超速の文章を読み終えるのは一瞬。
恐ろしいスピードで脳内に情景が入ってくる。
さて、タイトルには無いが、これは基本無料のお話だ。
無償のものとは、すなわち愛である。
これは愛の話なのだ。
この小説を読む限り、むしろ出費の方が痛そうで、その点は主人公に同情を禁じ得ないものの、彼は決して見返りを求めることはない。
まさに愛の権化である。
彼はどうも普通の人間らしいのだが、我にしてみれば彼の者は完全にアフロディーテとかその眷属である。
考えてもみて欲しい。幾ら何でも彼の器は広すぎる。
あんなとんでもない連中に囲まれてもなお、一応、ツッコミ役としての役割は全うし、それだけでなく結局は受け入れている。特に面倒だとかそういう悪態も吐かない(ついたうちに入らない)。
もし自分があのような現状にあれば、元父親の母を持つような家庭環境も考えて、完全にグレてしまい、今頃は車高の低い車にバカでかいウーファーを積んで無免許でガードレールに突っ込み事故死していただろう。
拙者の危惧することは、例えば彼が70代のおばあちゃんとお見合いをさせられると、結婚することになってしまうのではないか(しかもそれなりに幸せに暮らすだろう)とか、そういうことだ。
小生は、常に彼の無事を願わざるを得ない。
ああ、もこ神さま、彼を見習い、育乳してください。
真の巨乳はしんたろう、そこにあるのです。