不思議で懐かしい作品でした。子供の頃、いつまでも続いて欲しいと願った神社の祭り。その場所から実際に離れられない子供たちもいる。少しの恐ろしさも感じる、ノスタルジックなお話でした。
第6回カクヨムweb小説コンテスト恋愛部門へ「蔦の神妃 - 蒼玉月に呪われた聖女、あなただけの騎士に」で参加しています。 その他「神々への鎮魂曲」「覚トリ」で…
少女が迷い込んだのは、夏祭りの屋台通り。だけどここは……どこかがおかしい。「お前、いつからここにいる?」そう声をかけてきたのは、狐の面をかぶった少年。彼に名前を聞かれた少女は、さくらという名前を応…続きを読む
夏祭りって、どこか他とは違う不思議な雰囲気があるって思いませんか?主人公さくらが迷い込んだのも、そんな夏祭りから続いている、少し不思議な世界でした。ずっとここにいると帰れなくなる。そう言われて…続きを読む
多くは語らない。ただ異界にあるものは、顔を誇示し続けるか、その顔を異界のものとして隠さないといけない。
祭の日の夜は、光と闇が溶けあう時間。まして鳥居の先にあるお堂付近であればなおさら……。ハレとケの混ざり合う空間で、子どもたちは彼我の境をさまよう。とても幻想的な物語です。
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