その不思議な夏祭りの世界へ……

少女が迷い込んだのは、夏祭りの屋台通り。だけどここは……どこかがおかしい。
「お前、いつからここにいる?」そう声をかけてきたのは、狐の面をかぶった少年。彼に名前を聞かれた少女は、さくらという名前を応えたものの、自分の名前を忘れかけていた事に気付く。
ここは何かが変だ。さくらはキツネ面の少年といっしょに、この世界から抜け出すために行動を開始する。

夏祭りと言う少し現実離れした、幻想的な雰囲気の物語。夏にぴったりの、読後感がある作品です。

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