シャーロック・ホームズ家の料理読本(その他・著:ファニー・クラドック&成田篤彦訳・軽見歩さん推薦)
何か月ぶりだァ!!
読了から何日だァ!!(凸凹スピードスター感)
どうも、久しくこれを読めてなかったkatternです。
警察関連とファンタジー関連のムック本読み漁ってて手が回らなかったです。
というか、読書スピードおそひ。
もっと早く読めるようになりたいよぉ。なりたいよぉ。ひんひん。
脳みその回転の遅さにちょっと僕も参ってたりします。
そんなノータリンな私とは対局にあるホームズ氏。
うぅむ、そんな彼がどういうもんを食べて、頭に栄養を回していたのか――その謎に迫ったのが本作。いや、後世のフィクションで、ホームズの時代の料理の調理法について丁寧に調べて、それをさも、ホームズが食ってた風にかかれた作品です。
うーん。
軽見さんとはtwitterでやり取りしてたんですが、滅茶苦茶目が滑る本でした。何が滑るって、ポンドとかで書かれてあるので分かりにくいのと、あと、淡々と料理描写の文章が並んでいるので、こう――飽きちゃうんですよね。
あれこれどこ読んでたんだっけこれって。純粋に幕間で語られるホームズ裏話の方が、ふんふんて食いついてしまうのだから、もう始末に負えないですわ。
写真、写真が欲しいよぉ。クックパッドみたいに写真があれば、違うと思うの。
とはいえ、描かれている内容はなかなか素晴らしいです。イギリス料理と言えば激マズというイメージがありますが、こんな旨いモノを食べていたんだなと、ちょっと驚かされました。また、眼が滑るのは置いといて、食べ物の調理描写ってどういう風にやればいいのか、そのお手本が載っているので、非常に助かります。
これを真似て、調理描写・料理描写をレベルアップだ――と、まぁ、そんな技巧を感じさせてくれる作品でした。ホームズマニアにもおすすめですかね。
うん、ホームズくん、その悲しい遊びはやっぱいかんよ、きみぃ。
カルデアでは大人しくしてろよ。
とりあえず、これを読め kattern @kattern
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