独創的な世界観に基づいた詩の構成は、確立された独自の言葉が持つ絶妙なリズムを生み出し、読む者を幻想世界に誘うようである。
ちょっとどこか遠くに連れていかれそうな詩たちに、ハマってしまいますシュールで幻想的足元や海底や根っこのふかくへ
気持ちの良さがある。自分が意識していない身体感覚や言葉を呼び覚ましてくれる。それは言葉の上だけにとどまらないと感じました。特に『心臓を踏む』は秀逸なショートショートの核を読んだような面白さがあります。楽しませずにはいられない、描き手の心情の表れでもあるように感じます。
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