Who are you〜もう一度嘲笑って〜

ある時、ファータ国の長老は１つの夢を見た。
『赤き月の夜、黒き翼を広げし者闇の使者が到来する。白き翼を広げし者呪われたの鎖で囚われる。女王の嘆きは永遠のものとなり、王は玉を持って逃げ、兵士自らの身体を貫く』
それを聞いたものは皆嘆き悲しみ衣を引き裂いた。
この予言から300年余り経ったある日、ヴァストークボスコで女の子の妖精が捨てられていた。
その子は白い翼と輝く黄金の髪を持っていた。その子は”ルーチェ”と名付けられた。
それから15年経ったある日、ルーチェと友達の目の前に黒い翼にボロボロの服を着た傷だらけの男の子が墜ちてきた。数日過ごしているうちにこの子（”マエロル”）のことが好きになった。暫くして彼女は予言の話を聞いた。その日の夜ルーチェはマエロルに連れ出されて…