踏み絵のような前半部分を越えると、『人間』が見えてくる。それを最大の賛辞とさせて頂きたい。
私は気楽に書くだけで、それ以外に何もありません。 あしからず(^○^)
高齢者、病人ーーそんな人達が「物」と呼ばれ、文字通り人間扱いされない「くに」。そこで主人公はそんな人々の中でも鬼のような所業を行っているという女性中尉の下についてーー凄惨な描写が多く、胸糞が悪くな…続きを読む
某軍事国家を彷彿とさせる日本共和国。国家貢献法という、一見素晴らしいようで実は恐ろしい法律。その独特の世界観が、興味をそそります。前半は、主人公の葛藤や置かれた環境が描かれています。妹思いのいいお…続きを読む
私のざっくりした歴史観で間違っているかもしれませんが、戦後の朝鮮半島を日本に当てはめてみたら、といった作品。日本が東西に分かれてしまいます。この作品を読んでいて、ハンス・ペーター・リヒターの「あ…続きを読む
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