夢見る猫と、哲学と文学と世界

哲学と文学と猫、というのが相性抜群なのは、おそらく猫の気まぐれさゆえなのでしょう。
この作品は、そういう気まぐれ猫が、様々なことを考え、人生や世界といった大きくて掴みどころのないものにたどり着いていく様が、ふわふわふわふわ漂うように描かれています。

最後には、猫のポーンが現実と夢の狭間で見つけた世界の輝きを共有できる、素敵な作品です。