作中の犯罪のどれもが「やろうと思えば小学生でもできる」というのが恐ろしい、ハードボイルドなサイバー犯罪小説。タイトルが主人公のどちらに向けた言葉なのか、読み終えても分からない。
まるで映画を見ているように、映像がありありと浮かんできます。 手に汗を握るとはよく言いますが、ホントにドキドキハラハラさせられます。 普段、何も考えずに生活しているけれども、身近には危険が潜ん…続きを読む
――ハードボイルドだなぁ 読んでいてなんとなく、そんなふうな印象を僕は抱いた。 サイバーセキュリティ小説コンテスト参加作品にして、作者ご本人がセキュリティの仕事をされている梧桐さんによる、…続きを読む
SFだよ、SF!え、これ現代ドラマなの?!現代の科学ってここまで進んでるの?っていうアナログ人間の私ですが、面白くて、グイグイと引き込まれます。火炎瓶やゲバ棒は一切使わないハイテクテロは、…続きを読む
サイバーセキュリティコンテスト参加作品の本作。それなのに「その色の帽子をとれ」というタイトルはどういうことなのか?この興味から、本作への没入は始まることになる。同じものを目指していたはずの二…続きを読む
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