パーティー最後の1人は最強の哲学者⁉

作者 六畳のえる

よく わかる やさしい てつがく!

  • ★★★ Excellent!!!

 哲学の擬人化と言っても差し支えないほどのアイク――アイクシュテットのキャラクターそのもの。
 厄介で小難しくて、でも何だか知っておくと頭良さそうに見えて、じゃあ役に立つか、と疑問符が浮かぶが、ときに絶大な助けとなる。

 そんな彼に活躍どころを奪われた幸薄そうな魔法剣士、お酒の裏に闇を抱えた白魔術師、どちらとも定義できないエルフの弓使い。
 TRPGリプレイを彷彿とするコミカルな個性たちの中でも、哲学者はぶっちぎりだ。トラブルメーカーにして、フィニッシャー。

 レベルアップしながらパーティが経験するクエストの数々から、我々が供に学ぶ、ツッコミのキレ・・・・・・じゃなかった、哲学のいろは。
 憎めないモンスターたちとのやり取りからも感じられる絵本のようなテイスト。
 圧倒的読みやすさから始める、これは、よくわかるてつがく! である。

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