筋肉質なファンタジー

 実にマッチョな登場人物とストーリー。恥じらいもなく真っ向勝負で叫び声とともに繰り出される厨ニな必殺技が実に男の子。男臭い物語の中でも、華を添える女性たちは皆美しい。でも漏れなく強い。物理的に。それもまた実にマッチョイズム。ライトノベルなんていう単語が存在しなかった時代の外国のファンタジー小説や、黄金期なんて呼ばれてた時代のジャンプ漫画を読んでるような気分で楽しめるいい意味で泥臭い作品です。

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