文学系生真面目委員長とちょっと不良少年の恋物語。他に何か必要な情報ある?読めば心の中の乙女が喜んでいるのに気付くだろう。例えあなたがおっさんであろうとも。
主人公と知り合うまで、少年の人生は頭から砂をかけられるような仕打ちの連続だったのだろう。それを嫌がったり手で頭をかばったりすると何故か怒られる。理由などどうでもよろしい、とにかく黙ってつっ立っていろと命令される。ごく一部の学校や家庭にはそんな場所になっている。無能で怠慢な教師のお陰で、結果論的に主人公と彼はああなった。ボカロのお洒落な名曲を耳にした気分である。