戦争の中の異類婚姻譚

人間と精霊の異類婚姻譚ですが、主人公二人に待ち受ける困難は種族の違いではなく、戦争でした。
過酷な状況でもたくましく生き、互いを想うようになっていく二人。しかし運命は容赦なく二人に牙を向きます。

戦争の描写などは現実にも当てはまる部分も多く、読んでいて辛くなる場面もありました。ですが読後感は非常に良く、最後まで読んだ時改めてタイトルの意味の大きさを感じました。

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