カクヨムのドン・キホーテ!

最初は、普通のエッセイだったようですが、途中、我が身を顧みずに他作家の作品をぶった斬りはじめてからが、著者の本領発揮です。

この手の批評企画は不快なものが多いのですが、客観的なふりを装う上から目線は全く無く、ひたすら独断と主観により、好きか嫌いかで判断する。

誤字があろうと、プロ的な書き方規則を守ってなかろうと、面白いものは面白い、つまらないものはつまらないと、本音を語る。

その語り口はユーモア満載で、得てして、作者がつまらないと評価した作品ほど、逆に活き活きとした文章になっていたりするところが魅力です。

本なんて結局の所、面白いかつまらないか。そして、それは、人によって違う。

そんな、アタリマエのことをアタリマエに語るエッセイです。

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