もしも夢と魔法の王国のキャストが、童話の世界に放り込まれたら?

今まで誰もやれなかった!? 意欲作というか、挑戦作です!

やりたかった仕事、やりがいもある、だけどこの先の人生を考えると……とふと立ち止まってしまうお年頃の主人公。優秀な先輩(ちょっと?変わってる)への尊敬や劣等感。きっと誰もが抱いたことのある気持ちだと思います。
ありすの仕事は夢と魔法の王国の「ゲストコントロール」。ゲスト(お客様)に楽しんでもらえるよう、誘導灯を手に、舞台を演出、盛り上げる影の存在。でも立派な立役者のひとり。
そんなありすと共に童話の世界に一緒に突入して、彼女たちの決断や行動を見守ってほしいです。

テンポよく読みやすい文章でつづられる彼女たちの気持ち、えーそうきたかー!?っていうキャラクターたち。一緒につっこみながら、次は何が飛び出すか!?とワクワクします。

全然悲しくなんかない、楽しい物語なのに、各話クライマックスでは、まさに舞台の明かりが落ちて物語がはじまる、あの静けさや興奮を思い出して、なんだか涙が浮かんでしまいました。
場が一体となって動いていく様子、歪みかけた童話の物語をラストへ導く姿は、つっこみながら気分がアガります!

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