少女の日常は脆く儚く、それでも明日も続いていく

主人公からミサキへ、ミサキから山田先生へ。
学校という枠組みの中で生きる彼女たちの世界が、端的に、だけどどこか詩的に表現されています。
女の子たちの可愛いやり取り、交わされるLINE、ラムネとお菓子の山――そこにあるのはどこにでもある女子高生の日常なのに、話が進んでいくと、おや……?
なんだかちょっぴりスパイシー。隠し味にふるりと震えました。

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