主人公からミサキへ、ミサキから山田先生へ。学校という枠組みの中で生きる彼女たちの世界が、端的に、だけどどこか詩的に表現されています。女の子たちの可愛いやり取り、交わされるLINE、ラムネとお菓子の山――そこにあるのはどこにでもある女子高生の日常なのに、話が進んでいくと、おや……?なんだかちょっぴりスパイシー。隠し味にふるりと震えました。
衝撃を受けた。紅蛇ワールド全開の物語。これを読めばきっと貴方も、紅蛇ちゃんに惚れてしまう!どこが凄かったのかを私が説明するより、実際に読んだ方が理解できるので、読みましょう!百聞は一見にしかず、ですよ。
こんなにも濃厚なのに、過ぎてしまえば淡くなる。その濃淡が、恋の切なさの理由なのかもしれない。
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