見知らぬ洋館

目が覚めると、そこは見知らぬ洋館の中だった。


窓から外を覗くとそこは深い森で、簡単にぬけることは出来なさそうだった。


俺は戸惑いながらも洋館の探索をすることにした。


……しばらくして、二人組のカップルに出会った。二人は大学の知り合いだった。どうやら俺と同様の状況らしい。


カップルは「1階で車を見つけた。ガソリンの残りは半分くらい。けれどキーがない」という旨の話をしてきた。


そこで俺たちは手分けして車のキーを探すことにした。




――2階でキーを探していると、エンジン音が聞こえた。

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