おとしもの(解説)
少年は紙に暗号を書いていた。しかし、『私』は気づかなかった。
紙に書かれた四つのダジャレを平仮名にすると
たいかいをおよぐたいかい
すねをぶつけてすねる
けさ、けさぎりのれんしゅうをした
ていこくしょうぐんがていこくにやってこない
になり、その頭文字を縦読みすると「たすけて」になる。
少年がわざわざ暗号にして助けを求めないといけないような状況とは、一体なんだったのだろう。そして、彼は今どうしているのだろうか…?
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