笑えたり笑えなかったり共感できるから痛い 三十一音詩(D部門)

千文字縛りの挑戦に短歌で挑んだ力作。しかも作家ならではの本音を綴った作品なので、多くの人が共感する。



個人的に心に響き、かつ他の人にお勧めしたい歌の“感想”を書いていきます


第七話…カクヨムは自由に作品を書ける場所なんです。星が多い(=たくさんの人に認められている)作品をみると羨ましくなるけれど、自分がなんで書き続けているのかを考えると、書かない方が苦しいのかな…と思いまして。他人は他人。自分は自分のペースで好きなようにやります。いつか「好き」だと言ってくれる人が自分の作品を見つけてくれるかもしれないから


第十五話…多分みんなは何度も死んでは蘇っているんだろうな…。書いている最中は気づけないのに、死にかけ状態になった時にはすでに投稿してアクセス数もちらほらと…あああああ。完成した作品を数日後に見直せという推敲(アドバイス)の意味がようやく分かりました。でも時間を置いたらダメなところが見つかって投稿をためらってしまうんです。投稿してから手直ししようと覚悟を決めないと、とどまってしまう


第二十七話→第二十八話…力の入れどころが難しい。あらかじめ設定を考えても物語を書いていると路線が変わってしまう。大まかな条件だけであとは風任せ…で書くとキャラがブレたり矛盾が生じてしまう。地の文のほとんどが説明になっていって「まずい」と分かっているのに改善できずに進んでしまって…。どんな作風だったら多くの人に読んでもらえるのだろう。魅力的なキャラ?ワクワクする設定?目が離せない展開?…多くの人という漠然とした人をターゲットに書くのは今の自分には無理なのに


第三十三話…下手な文しか思い浮かばないなら書かない方がいいのか?たまに思ってしまう。でも、たぶん、一時的にナイーブになっているだけ。どうせ衝動が押し寄せてきて、熱に浮かされて書きたくなるんだ。

そしてエピローグ…センス無くても、下手でもいいのです。たまに苦しくなるけれど、好きだから

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