童話だろうか、神話だろうか。繰り返す朝と夜の象徴の物語。まるで詩のような情緒溢れる切なさがあります。
食べることをこよなく愛する物書き。 最近は似非詩人の肩書きが加わわりました。 好きな猫の毛色 キジトラ、サビ 書くのは詩、ホラー、奇譚、中心だが読むのは…
夜のフクロウと朝のニワトリは互いに異なる世界を生き、互いを探し合う。フクロウとニワトリの正反対なようで同じような関係性にどこかもどかしい気持ちもありつつ、二羽の一途な姿に心が暖まりました。…続きを読む
朝を司るニワトリと、夜を司るフクロウ。彼らは大切な役目を果たしながら、共に暮らしています。ですが、住処に戻るとふたりは……。まるで古の神話のように壮大で、詩のように色彩豊かで美しい世界に引き込…続きを読む
フクロウが起きると世界は夜になる。ニワトリが起きると世界は朝になる。お互いが微睡んで朝と夜は交代する。神話にも似た設定と、柔らかな文体によるストーリーテリングはまさしく「童話」。私は絵本…続きを読む
筆者の描き出した童話的な世界観に引き込まれました。アニーメーションが頭に浮かんでくるようで、どんどん読み進めることができます。読み終えた後はほんわかした気持ちになります。
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