稀有な設定は素晴らしいけど・・・難解なとこもある

ストーリーの進行と並列で言語・文法への考察という今まで聞いたこともない要素で構成された小説。
ただ世界観情報が滲み出てくるのが遅く感じてしまいます。真面目にこの架空の言語に入り込んでしまって、そっちに頭が入ってしまうのです。もしかして読むのにIQフィルターが掛かっているのかしら。読む人を選ぶとか。
面白そうな世界観とストーリーをもっと素直に楽しみたいなぁ。
ただ皆さんに伝えたい。この物語のリアルは既存の異世界モンを根底から覆すくらいの価値があると思います。だからこそ作者の頭の中に住む登場人物たちをもっと生身の人として読めたらと願います。

ここに出てくる異世界語をカタカナ表記にしたシンプルなものではダメなんでしょうか?それでも作品の価値は変わらないと思うのですが。

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