コスパ厨のアラサー男、嫁の不倫とリストラを機に子供部屋おじさんになる 〜税金対策に週三でダンジョン潜ってたら脳筋女子高生とバディ組んだ話〜

作者 ジュテーム小村

3,073

1,095人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

うまいストーリー展開に、ぐいぐい引き込まれてしまう。
魅力的なキャラクター設定も良い。
一見お調子者っぽい文体で油断をさせておいて、実は深い。
日頃見ないようにしてフタをしていた己のダメな部分を目の前につきつけられる。
あの結末でも良いのだが、あと5話くらいあっても良かった。
私の記憶に結構強く印象付けられた作品です。

★★★ Excellent!!!

主人公は不幸ながらも、有能で才気あふれる人間であるのは間違いない。

ただ、少し怠け者というか「効率主義者」が行き過ぎて、「無駄な努力」というものを嫌悪しすぎただけ。
例えるなら「本当に有能なねらー」とでもいうべきか。

その主人公についていけなかった嫁や会社の上司により陥れられ(?)、不幸になるものの、不貞腐れて足を止めていた時期がありながらも、周囲の人との交流で30になって、また新たな人間関係を気付き、何かに目覚める物語。

玉石混交になりがちな(大抵石以下だが)、主人公視点の地の文の文章だが、主人公の思考が極めて論理的&ねらー的なユーモアにあふれる文章で読みやすく、また状況を把握しやすいため、まさに玉と言うべき文章になっている。

ストーリー、文章、キャラ。
全てにおいて高水準な良作。是非お勧めしたい。

★★★ Excellent!!!

 もし、日本にダンジョンが湧いたら・・・とか、
俺にも偶然美少女有能JKとお近づきになれるチャンスが来れば・・・とか、
別にそんなもんなくてもちゃんと頑張る理由があるってわからせてくれるんですよ、このお話って。

 もちろん主人公のウツミんはそもそも恵まれた出生、努力家で才能もあって、不運や理不尽で失ったものも多かったけど、それ以上のリカバリー(JKとか!JKとか!!)を得た上で成功したりこれからも頑張っちゃったりしてるわけですよ。

 でもJKとお近づきになったこいつはですね、別にJKじゃなくても頑張ってたと思うんです。絶対やれば出来る子ですし、それだから頑張っちゃって、どんな理不尽があっても家族の助けとかなくてもちゃんとやれる子だと思うんですよ。

 だからこのお話を全部読んだ方は、俺ウツミんじゃないからとかJKが近くにいないからとか思わずに頑張ったらいいと思うんです。
ウツミんみたいにカッコ良くなっていいと思うんですよ。

なんかそんな気持ちにさせてくれるいい話だったなあってのが感想です。

★★★ Excellent!!!

この作品は、ちまたではびこってる「頭空っぽで読める小説」と思いきや、結構ヘビーな内容を取り扱っています。主にヒューマンドラマ的な意味で。
もちろんタイトルの通り、主題はリストラされたサラリーマンがダンジョンで徐々に成功していく話なのですが、そこまでの過程がとてもしっかり書かれています。嫁の不倫、上司からのリストラ宣告、実家での親との会話、そのどれもが綿密に描かれていて、ドラマでも見てるかのようにそのシーンが想像できるのです。
こういった丁寧な描写は、ライトノベルでは冗長に感じることがありますが、心配ご無用です。この作品の文章はとても読みやすく、頭空っぽな私でもスルスルと読めました。

頭空っぽで読める作品群に食傷気味なあなた!
スッキリ完結しているので、是非!

★★★ Excellent!!!

コレを書いている時点で40数話なのですがこの話数に主人公の挫折、出会い、葛藤、成長、再起までが濃密に詰まっています
出てくるキャラクター達も色々問題を抱えている人達ばかりですが不自然無く生き生きと描かれています
もうすぐエンディングな雰囲気なのですが、まだまだ読みたいような
良い状態のまま作品としての完成に送り出したいような不思議な気持ちになる良作です

★★★ Excellent!!!

まじで、タイトルで読まなかったけど、めっちゃ面白かった。税金の話とか、そこらへんが引っ掛かって読まなかったけど、その世界特有の理由が出てきたから納得できました。私と同じ理由で読んでなかった人は是非読んでみてください!

★★★ Excellent!!!

タイトルがマイナス過ぎるっ!
読み始めるまでの躊躇が凄かったですが、読んでみたらまぁびっくり。

おもしろいこと、おもしろいこと。

人物一人一人の描写がよいよい。
ストレス展開もあるけど、いいアクセントになってるです。

現代ダンジョン物の中ではここ最近で三本の指に入りますね。

いやぁ、おもしろい。

★★★ Excellent!!!

他にも誉めるべき点はたくさんあるけど、個人的に一番えぐってくるのは主婦の描写でした。
家族以外と接点を持たずにいると、自律できない人ほど感覚が狂っていく。他の人が稼いだお金を自分がコントロールすることを当たり前と思って、家事は他の人に任せて、としていると。言い返せない家族に自分の主張ばかり押し付けることになれていくと。ありふれているのに、なかなか絵として認識しづらい主婦の姿を、よく書いてくれた。
真理ちゃんを見ていると、高校時代の自分が語り直されているようで、なかなか消えない罪悪感がほんのすこし薄らいだ気がします。応援しています。

★★★ Excellent!!!

主人公のクソ生意気な現代風のガキっぽさがしっかり出ているわかりやすさもさることながら、主人公の父親はおろか完全に端役状態のはずの元同僚やヒロインの母親まで、性格に合わせた言動の味付けが強烈且つ痛烈。

キャラクターデザインの過激さに日常パートの構文が淫夢厨臭いのも含めて、良い意味でアクの強い作品です。クセになったら離さない。お前の小説を待ってたんだよ。

★★★ Excellent!!!

人は様々な目的を持ってダンジョンに潜る。
金銭や名声のためだけでなく、自己研鑽や現実逃避ということもあるのだろう。そういう意味では、ダンジョンは人の数だけ存在していると言えるのかもしれない。
様々な人生が交錯するダンジョン。主人公は一人の少女と出会い、成長する。
被保護者から保護者へ、そして男から漢へ。
その姿がやけに眩しくて、これからも見守りたいと思えた。


★★★ Excellent!!!

最初はなんか、「Theなろう系のつまらんやつ(個人の感想です)」みたいなタイトルのクセに「カクヨムでもなろうでも1位!」とか書いてあったの見て、「なんかイキっとるやつおるや〜んww」みたいな上から目線で読んでたんですけど、いや、ほんとにめっっちゃ面白かったです。
舐めた事考えてすみませんでした。続き楽しみにしてます。無理なく頑張って下さい。

★★★ Excellent!!!

タイトルがよくある系の長いやつなのでまたか・・・とおもいつつ拝読。いい意味で裏切られ一気読み。それぞれの人物背景がなかなかに重くサラッと読める感じではないが、悩めるサラリーマンにはグサグサ刺さるセリフもあり良かった。若干シーンの重さにそぐわない場面もありますがそこはご愛嬌。

主人公は以前の年収に遠く及ばなく、ヒロインの環境もかなり厳しいので、その辺の設定の変化も今後の成長とともに描かれると色々想像しやすいかな。

★★★ Excellent!!!

「某な○う」で楽しく拝読していましたが、まさかまさか退会されていたとは知りませんでした。
なんとなしにランキングをながめていて「お、これ面白そうじゃん」と読み始めて「え?これ読んだ事あるぞ?あ!読んだ事無いはなしが更新されてる!ひぃ~退会してるじゃん!」の怒涛ノコンボでしたw

★★★ Excellent!!!

タイトルで良くある俺Tueeee系テンプレ作品だろうなと思って避けてましたが、読み始めたら一気読みしてしまいました。

キャラも設定も必要十分な書き込みがされており、登場人物や背景のどの部分にも感情移入できたのはすごいことだと思います。

ステキなバディの今後の活躍を楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

タイトルで若干敬遠しましたが、読み始めると一気に読んでしまいました。
それぞれの人生があって、普通に人間としてアウトなんだけど、どこか憎めない人とかもいてホロリときてしまいました。
まだママさんは好きになれませんが…
ギャグあり、シリアスありで展開の波もあって面白かったです!
キレイに序章が締めくくられたので、続きを楽しみにしています!

★★★ Excellent!!!

JK×金×ハクスラ×熱血バトル=卍最強卍

簡単に言うと、効率・コスパ至上主義の主人公が、女子高生とダンジョンで金稼ぎをするうちに、自分自身の在り方を見つめ直していく話です。

そのストーリーラインに、
税金の話、大量のパロディネタ、固有名詞などで味付けされています。

最初はコメディ(淫夢ネタ)目当てで読んでいました。
しかし物語が進むにつれ、軽く、ゆるいコメディパートとは真逆、怒涛の熱血バトル展開というギャップにやられました。

文章自体にもストレスは全くありません。
間違いなくローファンタジー最高峰の1つです。

富山に行きたくなりました。

★★★ Excellent!!!

リストラ、離婚、ダンジョン探索と何だかんだ有っても常に安全マージン取って余裕が残ってたウツミんだけど色々追い込まれたおかげで一皮剥けて此所からは本気のウツミんだね、相棒のマリも成長してお互いの大切さに気が付いてこれ迄はお互い成り行きで相棒だった二人だったけどこれからは本当のバディーになって行くんだろうな。テイムされているらしい黒狼や圧倒的な力を持つらしい魔法の存在、そして魔法の解析のキーに成りそうなウツミんの能力とまだまだ膨らんで行きそうなストーリーに楽しみでワクワクが止まらない。

★★★ Excellent!!!

黒犬事件、まあ早いうちに誰がやったのかとどうやって出来るようになったのかはなんとなくわかる。34話見てほぼ確定かな?
ただ、どうしてやったのかは全く分からない。そのどうしてがこの物語の真のテーマなんでしょう。
人の心には、特にこの物語の冒険者のような境遇の人達の心には光と闇がある。
各々の心の闇に向き合ったり見なかったことにしたりでなんとか心の光を照らしてる。
なんだかんだであのオサム君が頑張って皆を前向きにさせてたし、武術家の爺さんや主人公も互いのバティを導いてきた。
でもあの人はそういう風に出来なかったんだな、と。
ある意味完全な主人公のネガであるあの人との対決が、この物語の一つの結末なのでしょう。そして、どのような道を歩むにしろ、主人公が誰かを支えながら生きていくことの指標になるのでしょう。

★★★ Excellent!!!

これまで、そして31話を読んで、作者はケースワーカーだったことがあるのではないかと強く感じました。それほど、マリの母親の振る舞いや統合失調症患者を親に持つ娘の振る舞いに現場に立ち会った者の感覚がリアルでした。ふりかえって、リストラ、不倫離婚とその後、狂気とも思える暴力犯罪、一方的な不条理に都度向かい合った数々のリアルがこの作品に込められているように感じます。