あり得ないものが、重なってゆく?

さいしょ、ゴ○ブリのことかと思いました(笑)

少年から見れば、小人は、まだ遠い存在だけれど、彼がどのような存在であるのか、おぼろげながらに知っているのでしょう。

あり得ない存在として登場したその姿は小さいけれど、よく見ると、化け物でも妖精でもなく、大人のおじさん。

少年が大きくなるにつれ、小人はどんどん大きくなって、やがて少年そのものになってゆくのでしょうか?

他の作品群同様に、読者それぞれの頭の中で複雑な反射を繰り返す、独特の文章の魅力を凝縮したような一作。