ただ一人の想い人を助けるため主人公はひたすら前に進み続ける

楽しく拝読させて頂きました。

街が突如ゾンビで溢れ、ただ一人の想い人を助けるために、不可能と思われる旅に出かける。

剣道をやっていながらも、決して好きではない主人公だが、さまざまな人に助けられて成長していく。
そして途中、大切な仲間を失い、普通なら挫折してしまいそうな強い絶望が訪れながらも、それを乗り越えていく姿は、見習うものがあります。

最後まで読みきったとき、読者に強い余韻とカタルシスを残すことでしょう。
それだけ、随所に散りばめられた秀逸な表現や登場人物たちのかっこいいセリフがとにかく光っているのです!

既にたくさんの方がレビューされていますので、本作の魅力について改めて私が語るものでもないかもしれませんが……、おすすめです!

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