絶対瞬間風速! この夏最大の快感の予感! ウボァー! オミゴト!!w
- ★★★ Excellent!!!
城跡。クレーターから這い出す人影があった。
「すぐにやつを追いましょう!」
「もう……よい」
北信のセンターを張る少女。村上シキヨは応える。
朝陽をかえす、ストレートロングのオレンジ髪が風になびく。
「!? 殿?」
「……ああ、捨て置け。もう、どうでもよくなった……。ひさびさにいいものをみさせてもらった。
世知辛い世にあのような……あのようなものが、まだ居たとはな……。砥石にこだわる儂が阿呆のようじゃ」
「……シキヨ様」
「この世も存外すてたものじゃない。ということか……。さてと、儂は卒業じゃ。こんごはセカンドの主がセンターをつとめてくれ」
「そんな……。わたしは……、わたしはずっとシキヨ様の側にいたい! シキヨ様だけのセンターになりたい! そのためだけに活動してきたんです、だから!」
黒髪ショートの少女が必死の想いを告げた。
「…………。なら、まずは主と朝寝でもしようかの」
こうして、北信からセンターとセカンドが電撃卒業を果たした。
こののち、半年後。
北信濃は武田の手におちた。
はっ。ええと……レビューでなにしてんだボクは。
ひとことで言うと……
衝撃的におもしろかったよ!!