幻想的な夜桜に、酔わされたのか覚まされたのか――

主人公の樹は、絵にかいたようなプレイボーイ。両手に花を毎日抱え、本気のお付き合いはしないと公言しています。
対するヒロインの咲ちゃんは、正反対の真面目な子。

二人の接点は同じサークル、ただそれだけなのだけれども。
そのサークルで行われた肝試しを境に、樹は咲ちゃんを妹のように思いからかい始め……

ラストの夜桜舞い散る、美しい描写が本当に素敵です。
果たして樹はその光景に、酔わされたのか、それとも曇ったその目を覚まされたのか。

うっとりして、キュンとときめくこと間違いなしです!
是非読んでみてください。

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