バイオテック・ローレライ

世界は東・西・南・北の4つの大地に分断され、それぞれの地が独自の文化やテクノロジーを発展させていた。

その中でも最も強大な勢力を誇っているのが、西の大地。
通称、グレートフィールド。
そんなグレートフィールドでは、ある噂が流れていた。

『人を癒すことも、殺すことも出来る歌姫、ローレライの存在』

政府や賞金稼ぎがそんな少女の存在を血眼になって探す中、とある街では一人の青年探偵がさびれたカフェへ立ち寄った。

青年はカフェのマスターに、ローレライについて調べていると世間話のように語りはじめるが...。