前編から与えられる設定イメージと後編を読んだ時の種明かし、文章的にも引き込まれる素晴らしいものでした。その文章によって物語の臨場感や切なさ、テーマ性がガンガン響いてきて涙があふれてきました。
読み進めていくうちに、『んん?』となりましたが、まさかこのようなお話になるとは…。登場キャラクター達に、ぐっと来ました!(涙
前編の始まりから「オチ」を見せるけど、名前や台詞回しから「時代物かな?」と思わせられたりして面白かったです。読み解いてく間に話も入っていきましたね〜。
著者が以前発表した作品、『モノクローム・サイダー』では、男女それぞれの視点が交互に行き来するザッピングシステムにより物語が紡がれた。今回の作品では、「命を救った者と救われた者」双方の視点で順に語…続きを読む
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