事実は小説よりも奇なり?その事実も実は誰かのシナリオかも!?

現世界とゲートでつながる三つの異世界。
そこに住まう異世界人をキャストにし、自作シナリオでRPGを運営する高校生マスターの大河が、ある日自分のRPGのラスボスに相応しいと見込んだフェアリー、アーシェに出会うことから始まる物語です。

ラスボスにぴったりと言いつつも、天真爛漫な金髪ツインテのイナカ娘、アーシェのキャラはとってもチャーミング。
口数が少ないくせに毒舌の大河にいつも罵倒されていますがへこたれず、とある事情で仕方なしラスボスを請け負っています。

そんな大河が次に見つけたのは、中ボスにぴったりの妖艶なジュエル。
クールビューティの彼女ですが、ゼロ・ランド(東京)から持ち込まれたとある本を聖典とするお国柄の王女であるため、その言動はちょっとズレていてドキドキさせられます(笑)

そんな二人が大河のシナリオに踊らされる最中、彼らの前に十三魔剣と呼ばれる最凶の敵が現れて──

「所詮人生は、誰かの書いたシナリオに過ぎない」が口癖の大河ですが、自分の描くシナリオどおりに事を運ぶことができるのか。
それとも誰かのシナリオに踊らされるのか。

最後には驚きのカラクリが待っています!
ぜひ貴方も作者様とマスター・タイガーのシナリオに踊らされてください☆

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