概要
削られる鉛筆、 削られる思い出――
思い出。
楽しいもの、悲しいもの、思い出したくないものもある。
もしも、あなたの思い出を、
「長さ」と表すのなら……
中学校卒業をきっかけに離れ離れになってしまった、幼馴染の拓馬と楓。
いつも気ままで楽観的な性格の楓から、小説家を目指す拓馬にプレゼントされたのは、
鉛筆。
拓馬は楓からの鉛筆を貰い、楓のために小説を綴り始める。
しかし、
貰った鉛筆は、削る程楓との思い出の記憶が削れてしまう鉛筆だった――
楓への小説を綴る度に消えていく、
今までの思い出……
これは少しの春の間に起きた。
もしもの話――
楽しいもの、悲しいもの、思い出したくないものもある。
もしも、あなたの思い出を、
「長さ」と表すのなら……
中学校卒業をきっかけに離れ離れになってしまった、幼馴染の拓馬と楓。
いつも気ままで楽観的な性格の楓から、小説家を目指す拓馬にプレゼントされたのは、
鉛筆。
拓馬は楓からの鉛筆を貰い、楓のために小説を綴り始める。
しかし、
貰った鉛筆は、削る程楓との思い出の記憶が削れてしまう鉛筆だった――
楓への小説を綴る度に消えていく、
今までの思い出……
これは少しの春の間に起きた。
もしもの話――
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