触れたいのに触れられない、禁断の15センチ

15センチがお題の小説ですが、とてももどかしい15センチでした。
越えたい本能と、越えられない理性がうまく表現されていると思います。
主人公の熱い気持ちとは裏腹に、表では冷静な態度を見せる感じが、炎と氷、もしくは赤と青のはっきりとした色のせめぎ合いに見えました。

純粋で一途な恋愛話を読みたいなら、ぜひおすすします。

その他のおすすめレビュー

東江 怜さんの他のおすすめレビュー59