子どもを虐待する親が殺されていく。目的は正義か、怨恨か

子どもを虐待していた親が殺されたところからスタートするこの物語。若い刑事が犯人がその犯人を追うために奮闘していく内容になっている。次々と犠牲者が出始め、その展開に目が離せない。
刑事や犯人などから成る群像劇であり、それぞれの思惑が劇中で絡み合っていく。
犯人の目的は何なのか。刑事が捜査を進めていくと浮かび上がってくる疑問が事件の真相へと導く。

文体が読みやすく、話のテンポもいい。刑事たちを欺くトリックも細かく作られている。

おすすめ。

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