静謐で淡々として、でも燃え上がる愛の物語

「ん?」

とタイトルに引かれて読んでみると、
おやおや、そーきますかという展開。
掌編なのに、壮大な物語でした。

この短い文章のなかには綴れなかった
主人公の思いや感情、つまりは人生そのものが
行間に詰まっているように思います。

「幸せな人生」

彼女はそれを送ってきたのでしょう。
重いものが胸に残りました。