雲の切れ間から差す、うっすらとした陽光のような…

主人公が山菜が好きというところ、子どものころ周囲がそれを理解してくれなかったこと…
そんな設定から、どこか頑なで決して要領がよくない少年のイメージが湧きます。

そこにふってわいた家族の事情と、思わぬ出会い。
食パン加えた女の子とぶつかるような鮮烈さではないけれど、動かなかった心に、そっと触れるような出会い……
恋バナと呼ぶべきかどうか微妙なくらいの淡さが、かえって今後の展開を期待させます。

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