文章のテンポが小気味良いです。

焼肉を介しての会話が、ダジャレっぽい遣り取りや、頓知っぽい遣り取りを要所要所に挟んであって、非常にテンポ良く流れます。
短編ですし、読んでいると早々にオチは想像できるんですが、だからこそ主人公を「だからさぁ、お前さぁ」と言いながら後ろからド突いてやりたくなります。そうなんです。容易にオチを予想できること自体が作品を楽しむ薬味となっているんです。構成の妙ですね。
星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。

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