時間をかけて気付けた想い、でもその時すでに……!

愛でも恋でもない、ただ気がかりなだけなのかもという想い。でもその想いは主人公の長い旅路の過程で徐々に形を成していく。

しっかりとした形になり、それをある感情だと認識した時は既に遅く、しかし主人公はある重大発表をしてその想いに決着をつけようとする。

切ないのとはまた違うかもしれないけれど、確かに胸を揺さぶる何かがある作品です。
短い文章にギュッといっぱい詰まっています。

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40光年の彼女

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