一編集者の思い

作者 @BlackJohn

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★★★ Excellent!!!

文芸を構成する人々は3種類に分類される。

筆者/作家
読者
編集者

割と多くの作家が読者の嗜好を気にするのだけど、読者に届ける「作品」を作るのは「作者と編集者」だ。原稿は言わばダイヤの原石であるが、それをそのまま市場に出す訳には行かず、カットして磨いて台や爪を付けて周りにも小宝石を配し、指輪やブローチにして届ける訳ね。
素晴らしいダイヤのブローチ見て「わぁ、すごいダイヤ!」と目を輝かせる人は多いだろうが、その台座やデザインまで気を配る人はどれくらい居るだろうか。編集の仕事はこの様な「作品を煌めかせる」仕事だ。多くの場合それは余り意識されないが「確実に必要で、欠かす事の出来ない仕事」である。

カクヨムの中に偶に創作論として編集の仕事である校閲や(広い意味での)編集に言及したものが見受けられるが、作家と編集の二足の草鞋を履きたいならいざ知らず、私は作家の作家性こそ伸ばして行くべきで、編集や校閲は「共に作品作り上げる」編集に任せた方がいいと考えている。彼らは片手間ではなく編集を生業にするプロだよ? 片手間で出来るほど編集は(本来は)甘くないぞ。
作家が作家業で力量を示して、編集は編集業で力を示す。プロ同士の信頼無いと中々いい「作品」は仕上がらないと思うなぁ…

作家が書くのはあくまで「原稿」であり『商品』では無い。原稿を磨いて磨いて表装をし、挿絵を入れ、小見出しや様々な細部デザインをして何度も校正や誤字脱字をチェックして原稿は初めて「作品」になる。

その工程を担当する一職人の視点。作家を目指すなら一読をお勧めする。

★★★ Excellent!!!

おいらもそうだが、結局、共感したりレビューを書いている人間も判っていることだろう……と、希望を込めて書きたい。

書き手としては、描写をしたい心理状況を説明したい。だが、読み手は、適度に読み流すので十分と、いった感じ。

絵の無い漫画を見るだけで、満足しているんじゃないか。
そう感じます。

書き手として、これを読んで何も危機感を感じないのであれば、他の道を考えた方がいいです。

編集者も結局のところ、膨大な情報に負けて、どれが売れる(面白い)作品なのか、混乱しているのでしょう。
早い終息を願うばかりです。

★★★ Excellent!!!

出版業界全般に言える事、みんなぼんやりと思ってそうな事を的確にカタチにした作品。
まあ出版する側からすれば薄っぺらいのばっかり売れまくって、真に良質な作家の本が売れないのは悔しいのかもしれない。
ただ、誰でも書ける作品だろうとなんだろうと、結局作家になりたい人もそうでない人も皆、自分の表現したいものをカタチにしてるだけ。
高尚も低俗もクソも、全部原点は自分のセカイをカタチにしたいっていう想い(だと思う)
だから売る側の視点で書かれたこれは新鮮だけど、作り手側の想いはガン無視って印象を受けました。
Web小説は好きな物を好きなように自由に書けるのが最高なので、テンプレ上等で書き殴ればいい。下手でも楽しんで書けるのがweb小説なんだから。
ただ、小説家目指してる人はこれ読んで参考にすると為になる。一読の価値は確実にある作品です。
小説家はありふれたテンプレだけでは生きていけないのだから。

★★★ Excellent!!!

仰ること、すべてその通りだと思います。
ネット小説のランキングを見る度に、げんなりします。
まずパッとしない主人公。スローライフやほのぼのが定番。大体猫や少女をトラックから助けて死ぬか、病気でばたり。気がつくと異世界で、だいたいヒロインとセット。そのまま見ず知らずの赤の他人を助けたがるお人好しの村。地球と同じとしながら、ろくに調べない、体験したこともないので穴だらけ、疑問だらけの自称地球産の謎技術。そして上位者関連のトラブルにヒロイン(2号さん)が巻き込まれ、訳のわからん謎理論一本槍で攻略。大体そのまま都会へGO。道中はご都合主義を言い訳に作者の腕のなさを適当魔法やこれまた適当スキルでゴリ押し快適バカンス。
書き出したらきりがないですが、こんな作品ばかりが目立ち読む気力がなくなって久しいです。
無料ですら読みたくないのに有料になったらもっと読みたくない。そんな作品が書籍化されるなんて信じられない思いでしたが、出版社の方は読者がちゃんとした小説に自然と移行すると思われていたことがもっと信じられません。行間を読むこともできない読者が小説を読むはずがありません。

そもそもネット小説は小説ではないと私は思っています。
私の思う小説とは、述語・漢字・言い回し・文法などのいわば日本語の教科書であり、心踊る別世界への扉であり、言葉の端々、行間の1つ1つに隠された意味が潜む謎かけであり、文章・構成・キャラクターが調和した芸術なのです。
しかしネット小説には、それがありません。重みも熱量も厚みも緻密さも全て足りません。場当たり的で事柄の表面を撫でる、そんな作品ばかりです。

色々と思うところを書き殴っていたらまとまりがない文章になってしまいましたが、1活字好きとしておもしろい作品が世に出て来てくれることを願ってやみません。

★★ Very Good!!

もっともだなーと思う反面、おいおい、お前がそれ言うのかよという反発もありました。

述べられている事例を反面教師にしようにも、それすら許されないディストピア的空気感がそこらで蔓延っています。

ま、結局リングで殴り合うのは作家なので、大人しくレフェリーに従う他ないですね。

Good!

真偽のほどはさておき、非常に読みごたえのある内容だ。
特に番外編は頷ける部分が多く、しかし一概にそれだけとも言えない微妙なバランスがあることを思うと胃が痛くなる。
オリジナリティがあったところで売れないと思われたら受賞はできない。頑張って、頑張ってオリジナリティを出そうとしてもライトノベルという媒体に適さない方向性であれば、それだけで駄目なのだ。
だからみな似たような内容に逃げ、出版社側もひとまずある程度は売れる見込みがあるからとそれを取る。
この負の連鎖を断ち切るつもりで筆を取らねばならないと思いたい。

★★★ Excellent!!!

これは個人的な意見ではないはず、はっきり言ってこの業界はすでに破綻寸前であり、作家も読者も、編集者でも止められない終わりが見えている。
たぶん願っても二年後には完全になくなると私は思っています。

誰が悪いかなんて考えれば分かりますが、そんなことを問い詰めたって誰も責任なんて取れないでしょう。

なら、今の我々に何が出来るか。
今の世代が、何処まで負の遺産を変えていくかにかかっていると思います。

作家志望の人に読んで欲しい作品です。
自分が売れるために書くのか。それとも物語を書く小説の文化を救う為に書くのかを一度考えて欲しいと思える作品です。
凄くオススメです。

★★★ Excellent!!!

読んだら、執筆したくなる。
小説家になりたいと思いながら、半ば読む専になりかけていましたがこちらの文章を読んで自分も作品を書きたくなりました。
うまく、言葉に出来ませんが自分には今一番読みたいものでした。
趣味で書くにしろ公募するにしろ妥協せずに「面白い」作品が書けるよう努力し続けようと思います。

★★★ Excellent!!!

出版業界に携わる方からの貴重な意見です。
職業としての物書きを選ぶのであれば、必ず読むべき内容です。
また、自分の作品を読んでもらいたい、レベルアップしたいと思う方も、ヒントが沢山散りばめられているので、是非参考にすべきです。

自分としては、これが読めて本当に良かったと思います。
なので、まだ読んでない書き手は是非。

★★★ Excellent!!!

カクヨムなどのサイトを利用する私達、いわゆる物書き志望者達にとっては、身に染みる評論でした。

自分が何のために書いているのか、なぜライトノベルの分野に踏み出そうとしているのか、そしてこの先の出版会の中で自分が一般文芸やライトノベルに対してどんな姿勢で取り組めばいいのか、色々と考えさせられました。

そして、この考えは、これから物語を書き続ける限り問われ続けるテーゼであるとも思っています。

★★★ Excellent!!!

私の世代でも、「ラノベから入った」という方は多いように見える。
漫画より敷居が高く、評価も難しく、好みも分かれ、一存で良作・駄作は決められない。実は「産みの苦しみ」より「育てる苦しみ」の方が100倍ぐらいキツいのだ。
それを「何の罰ゲームですか」と思わない筆者の作家・作品に寄り添う深い愛。是非、カクヨム以外の作家さんにも読んでいただきたい、と切に願います。

★★★ Excellent!!!

大学の2年先輩が在学中に賞を取ってラノベデビューしたけど、それから音沙汰がなかった。しばらくしたら、わたしと一緒に就活してた。二作目どころか、続きもうまくいかなかったそうです。華やかだけど、色々あって、大変な世界なんだなあとよくわかる裏方からの切実なお話です。これからプロを目指す方々には参考になるのではないかと思います。

★★★ Excellent!!!

出版不況というやつに、僕らができることなんて、高が知れている。
だけど、僕は紙に印刷された本が好きだ。
紙を捲って活字から現れる景色を堪能する、あの幸せのためなら、単行本だろうと時に複数冊、鞄に入れることだってある。
何かにつけて、本屋に立ち寄る。昨日見たばかりなのに、また今日もズラリと並んだ本を眺める。
今まで知らなかった、面白い作家さんを見付けた時の嬉しさ。
誰かに教えたくなる興奮。
小説が好きだから、ここで「書く」し「読む」のだ。
ここは無料で利用させてもらっている。
お世話になっている出版業界に少し還元しようじゃないか。
だから、さあ、本を買いに行こう。

★★★ Excellent!!!

編集者の創作論です。

自身の仕事を鑑みて見えるもの、それは流行を追い過ぎて本質を見失っているのではないか、ということです。

僕はライトノベルをそこまで読む方ではないので、時代の流れはそこまで詳しくないですが(ライトノベルを含むアニメなどは第一話を一通りみる)、筆者のように、日本独自の文化が変わってきている、と考えています。

文章には、エンターテイメント性と文芸という二つの方向性があります。

どちらも含む文章もあれば、片方に秀でた作品もあります。

何をもっていいとするかは個人の判断ですが、僕はまず個人が感じたことをありのまま表現したらいいのでは、と思っています。

先を見過ぎると今が見えなくなる、もちろん方向性は必要ですが、まずは読者の期待を裏切らないこと、それこそが物書きと必要な素質ではないでしょうか。

とても考えさせられました、勉強になりました、ありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

 出版社の事情みたいなことは知らないので、なるほどと思いました。

 べつの場所で元ライトノベル作家の方も編集部に対して書かれていましたが、「ライトノベル読者を舐めるな」と。

 思うに、ライトノベル編集部の方々も、ライトノベルのどこが面白いか分からないのではないでしょうか? 分からないけど、売れる。
 売れるものが増えるのは市場原理。

 ぼくの知り合いにもライトノベルしか読まない人がいます。いろいろ話を聞いていて、「ああ、彼は小説の本当の面白さを知らないんだなぁ」とは感じましたが、本人がそれで楽しいならいいんじゃないでしょうか? これ重要だと思います。

 別の知り合いはこうも言いました。そいつ、オタクなんですが、別のオタクを批判して、痛烈に。
「あいつらにとっては、オ〇ニーが本番S〇Xだから!」

 どんなものでも、深く知れば知るほど、高い快感が得られます。格闘ゲームを本当に楽しもうと思ったら、高い格闘ゲームスキルが必要です。


 小説も同じ。至高の恍惚感を得るには、高いレベルの作品と、それを感じる高いレベルの読解力が要求されます。
 読者と作者と出版社。この三つ巴の低レベル化を誰が止めるのか? あるいは、そんな必要ないのか?
 考えさせられるつぶやきでした。

★★ Very Good!!

この中に書かれている事は、多くの知識人が多方面から書きたてている。アメリカの二極化した貧富の差は今や娯楽方面にまで及び、高給取りは教育特化な番組を観て、労働者層は低俗番組を観るという、趣向の二極化にまで及んでいるという話だ。作り手側も売る為に良質な番組は上層にのみ提供し、下層にはお茶を濁した番組ばかりを提供するようになっているという。そんな社会がいずれ日本にもやってくるだろう。分断され、見下されるだろう側の人々に危機感がないのだから。

★★★ Excellent!!!

確かに、ライトノベルはどの作品を読んでも同じにしか思えません。
中にはライトノベルの中にも時として素晴らしい着眼点の作品も存在します。ですが、実状としてはその着眼点を掘り下げる努力をした作品というよりは『ライトノベル』として売れる作品にするためにせっかくの設定も台無しになってしまっているものが多いように感じます。
特に最近の作品はヒドイ……
ですが結果として、そういった作品が求められる世界で書く側としてはどうしてもそういう作品に近づけなければ新人賞をとることは難しいレーベルがほとんどですし、一般文芸においてでは受賞したところでまるで売れない世界です。いや、それどころか最近では一般文芸でも作品の質を無視した売れるためだけの戦略に傾倒しているように思えます。
この業界を救う何かいい方法があればいいとは思うのですが……