たしかに、出版界の現状はヤバイとは、思います

 出版社の事情みたいなことは知らないので、なるほどと思いました。

 べつの場所で元ライトノベル作家の方も編集部に対して書かれていましたが、「ライトノベル読者を舐めるな」と。

 思うに、ライトノベル編集部の方々も、ライトノベルのどこが面白いか分からないのではないでしょうか? 分からないけど、売れる。
 売れるものが増えるのは市場原理。

 ぼくの知り合いにもライトノベルしか読まない人がいます。いろいろ話を聞いていて、「ああ、彼は小説の本当の面白さを知らないんだなぁ」とは感じましたが、本人がそれで楽しいならいいんじゃないでしょうか? これ重要だと思います。

 別の知り合いはこうも言いました。そいつ、オタクなんですが、別のオタクを批判して、痛烈に。
「あいつらにとっては、オ〇ニーが本番S〇Xだから!」

 どんなものでも、深く知れば知るほど、高い快感が得られます。格闘ゲームを本当に楽しもうと思ったら、高い格闘ゲームスキルが必要です。


 小説も同じ。至高の恍惚感を得るには、高いレベルの作品と、それを感じる高いレベルの読解力が要求されます。
 読者と作者と出版社。この三つ巴の低レベル化を誰が止めるのか? あるいは、そんな必要ないのか?
 考えさせられるつぶやきでした。

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