春、カフェ、桜。こっそりと始まる恋はきっと、冷めず、散らず。

毎朝の駅でコーヒーを買う。
注文は「いつもの」。
「私」を覚えてくれている店員の彼は、
その笑顔で「私」の視線をさらっていく。

恋と呼ぶには少し淡い憧れがふとしたきっかけを得て、
本当のトキメキへと花開きそうな、そんな春の物語。
桜の下で、2人は何を話すんだろう?
ほっこりと温かな読後感に癒やされる。

その他のおすすめレビュー

馳月基矢さんの他のおすすめレビュー354