死に寄りそうSF短編

人間に防腐処理する『エンバーミング』を生業とする家に生まれた少年の短編でした。
生まれながらに『死』が身近にあり、そこにまとわりつく『業』の中で生きる少年の死生観から、なかなかに驚きのあるラストへと繋がっていきました。
SF短編の中ではかなりインパクトがあり充実した内容だったと思います。もっと評価されても良いと感じました。

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